草の根・人間の安全無償資金協力「ポンペイ州ポンペイ基督教団保育園園舎増設計画」開園式

平成29年8月25日
スピーチを行う堀江大使
スピーチを行うヘンリー基督教団長
      2017年8月23日,草の根・人間の安全保障無償資金協力の「ポンペイ州ポンペイ基督教団保育園園舎増設計画(総額176,277米ドル)」の開園式がポンペイ基督教団で執り行われました。本計画は,ポンペイ基督教団保育園に園舎1棟を増設し,児童福祉及び幼児教育の環境向上を図るものです。当園は8月24日より新年度が始まります。今年度は新園舎の完成もあり,昨年度以上の園児数を見込んでいるとのことです。

     式典の挨拶で,堀江大使は,翌日から新園舎での保育が開始されることに喜びを表し,今年2月の引渡式で園児達と過ごした時間が忘れられず,当園は最も印象的な場所の1つであると述べました。べスウェル・ヘンリー基督教団長は,日本の継続した援助に感謝の意を表し,新園舎によって様々なことが実施できる喜びを述べました。ジャック・ヤカナ・ポンペイ州公共事業局管理者は,ポンペイ州を代表して,長年に渡る様々な事業による日本政府の援助に深く感謝していると述べました。その後,堀江大使と同夫人またポンペイ基督教団員による,感謝の意を表した歌が双方に贈られました。
 
     式典には,デプスター・ポール同教団副団長,ミディオン・ネス事務局長,ペトリック・リングレン補佐,ヘルゲンバーガー会計担当,ヘンスター・へベル牧師,建設業者関係者,ポンペイ基督教団保育園関係者一同,及び日本大使館の職員が同席しました。
 
     供与建物の様子は,こちらの引渡式の記事をご参考ください。

https://www.micronesia.emb-japan.go.jp/itpr_ja/20170223.html
堀江大使と同夫人がポンペイ基督教団員へ歌を贈る様子
式典参加者による集合写真