IOM・UNICEFとの水供給プロジェクト発足会議

令和7年6月25日
6月20日、籠宮大使は、日本政府の支援のもと、国際移住機関(IOM -International Organization for Migration)及び国連児童基金(UNICEF – United Nations Children’s Fund)が連携して行う水供給システムを強化するプロジェクトの発足会議に出席しました。本プロジェクトはミクロネシア連邦(FSM)及びマーシャル諸島共和国(RMI)の離島のコミュニティを対象に、雨水を集水するシステムの整備や、井戸の修復などを通じて、水の安定供給に寄与するとともに、水利用についての衛生的な習慣の普及を目的として支援するものです。
 
籠宮大使は、挨拶の中で、昨年FSMが直面した干ばつに触れ、離島の脆弱性と、本プロジェクトの重要性について述べました。
 
FSM環境・気候変動・危機管理省のキム-ランバート次官補は、FSM環境・気候変動・危機管理大臣の発言を代読し、当国の水不足に対する日本政府及び日本国民の支援について、感謝の意を示すとともに、1日も早いプロジェクトの実施に期待を寄せました。
 
発足会議には、アビゲイル・キム-ランバートFSM環境・気候変動・危機管理省次官補、ルシル・アピス-オバホフFSM環境・気候変動・危機管理省次官補、レオラ・プリモFSM資源・開発省大臣代理、フランシスコ・セレスティンFSM環境保護庁局長、モーゼス・プレトリックFSM保健社会省大臣代理、マーク・コストカポンペイ州資源・開発局長、スティービック・ジョセフ・ポンペイ州災害調整事務所長、ニクソン・アンソン・ポンペイ電力公社社長、サルヴァトーレ・ソルティーノIOMミクロネシア事務所代表及びジェフリー・インUNICEF・WASHスペシャリストをはじめ、FSM連邦政府及びポンペイ州政府関係者が多く出席しました。
 
参考:https://www.micronesia.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00734.html
 

 
籠宮大使の挨拶
左から:イン氏(UNICEF)、1人おいてソルティーノ代表(IOM)、キム-ランバート次官補(FSM環境・気候変動・危機管理省)
集合写真
会議の様子