草の根・人間の安全保障無償資金協力 「ポンペイ州ポンペイ港セキュリティ強化計画」贈与契約署名式

令和3年4月5日
スピーチを行うメンディオラ・ポンペイ州港湾局理事長
スピーチを行う側嶋大使 
  2021年3月19日、「ポンペイ州ポンペイ港セキュリティ強化計画」に対する64,472米ドルを限度とする草の根・人間の安全保障無償資金協力の贈与契約の署名式が日本大使館で開催されました。

  本プロジェクトはポンペイ州港湾局の敷地内に、専用車線、看板及びセキュリティカメラを備えた交通監視施設を建設することにより、ポンペイ港の治安を強化し、ポンペイ島の住民の安全を確保し、密輸や人身取引等の犯罪の防止に寄与するものです。
 
  式典において、フランシスコ・メンディオラ・ポンペイ州港湾局理事長は、本プロジェクトは、人身取引の対象となる最も弱い立場にある人々を保護することに資するものであると述べ、側嶋大使及び日本政府に感謝し、ポンペイ州港湾局として本プロジェクトの実施により、より良い可視性を提供し、安全性を強化していく決意である旨、述べました。

  側嶋大使は、重要な経済活動の場であるポンペイ港は、多くの人々や物が出入りすることから、密輸や人身取引を含め様々な犯罪の場となる可能性がある旨、本プロジェクトが順調に実施され、ポンペイ港とポンペイ州の治安と安全性が向上することを期待する旨、述べました。

  式典には、リード・オリバー・ポンペイ州知事、ピウス・ロビー・同州港湾局長、パトリック・ペドロス同州広報担当官、シャーリー・リゴール同州海外開発援助担当、同州港湾局職員及び日本大使館関係者も出席しました。
 
この行事における側嶋大使のスピーチは こちら。
 



 
贈与契約書の署名
贈与契約書の交換
小切手の手交
式典参加者での集合写真