taishikan

 

 

海外安全対策情報(平成24年度第4四半期)

 

1 社会・治安情勢
本年3月に連邦議会議員選挙が行われたものの、なんら混乱はなく、社会・治安情勢で目立った動きはなかった。
一般的に治安は安定している。ただし、過去にポンペイ州において暴漢による白人女性への傷害事件、ヤップ州での外国人女性殺人事件も発生したことから、日々の注意を怠らないことが重要である。特にチューク州では、過去に地元民同士の間の殺人や傷害事件の報告があり、他州よりも注意を要する。

 

2 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向
(1)一般犯罪については,経済の低迷により,小遣い稼ぎのための犯罪(空き巣(家屋及び事務所),車上ねらい)は依然として多発しており,在留の日本人の中にも被害を受けた事例が続いていることから,家屋を留守にする際の戸締まり,路上駐車の際の注意は決して怠らないことが不可欠である。また、飲酒運転による自動車事故も引き続き発生しており、巻き込まれないよう注意が必要である。
(2)邦人被害事案
凶悪犯罪(殺人,強盗,強姦等)について日本人の被害は報告されていない。
(3)邦人以外の被害事案
本年2月、ポンペイ州本島において若い女性が被害者となる殺人事件が発生(殺人にいたる原因・加害者は4月時点で未だ不明(捜査中))。当地では近年まれな殺人事件ではあるも、治安はよいと過信しないことが必要である。

 

3 テロ・爆弾事件発生状況
事件の発生は報告されていない。

 

4 誘拐・脅迫事件発生状況
事件の発生は報告されていない。

 

5 日本企業の安全に関わる諸問題
特段の問題は報告されていない。

 

(了)

 

 

 

© Embassy of Japan in the Federated States of Micronesia
P.O. Box 1837 Kolonia Pohnpei FM96941
Tel: 691-320-5465