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大使館からのお知らせ 安全対策情報

2013年10月10日
在ミクロネシア日本国大使館

1.ポンペイ州における治安状況


ポンペイにおける治安状況は、警察当局によると比較的、良好であるとのことですが、昨年に比べると本年の9月末段階の犯罪件数は、すでに昨年を上回っている犯罪事例が多いです。特に、飲酒に絡んだ事例が多く、飲酒による無秩序な行動、21歳以下の者の飲酒、深酒状態で公共の場にいたことにより逮捕されている事例が目立ちます。


因みに、飲酒により自制できない状態で公共の場にいること、さらにビールを含むアルコール類の栓を開封して歩きながら飲む等の行為は逮捕されかねないことから注意を要します。さらに、脅迫暴行事件も9月末段階の集計で昨年の2倍近いこと、窃盗、傷害、偽造書類、中傷、公務執行妨害等のいずれも昨年に比べて上回っています。なお、土地等への不法立ち入り(trespass)による逮捕事例も、本年に入り48件に上っており、当地の事情を良く知らない在留邦人にとっては、注意を要します。この他、外国人の被害も継続的に発生していること、さらに、料金を上乗せして請求する悪質タクシーもいることから、ポンペイ州警察によりますと、事前に料金を確認するとともに、もし、被害にあった場合は、タクシー番号を書きとめ警察に連絡してほしいとのことです。

 

2.遠隔地で事故・被害事例が出た際の対応


在留邦人ないし邦人旅行者が、遠隔地で事故・被害に遭遇し、大使館員がすぐ駆けつけられない事例が本年に入り、ポンペイから離れた離島や他州で発生しています。このような場合、現地に在住している邦人または地元住民の協力を得る必要があります。大使館としては、今後、あらかじめ現地の協力者を決めておき、事案が発生した場合、同協力者にとりあえずの対応をお願いすることを検討していきたいと考えております。

 

3.なお、今後、ポンペイ州以外の州においても、可能な限り治安情報を提供していきます。

(了)

 

 

 

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