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在ミクロネシア日本国大使館より安全情報のお知らせ


コスラエ州でデング熱の流行注意


2012年9月26日から11月11日までにコスラエ州において、230名のデング熱と疑われる感染者が発生しています。そのうち85名は陽性反応が出ている由です。コスラエ州の全人口が6,616名のところ、その発生率は3.47%とかなりの高率となっております。

 

デング熱は、デングウィルスによる急性熱性疾患で蚊によって媒介されます。人から人への感染はありません。また、一度感染すると免疫ができますがデングウィルスには4つの型があり、異なった型のデングウィルスに感染した場合は再発症します。

デング熱媒介蚊の活動は早朝や夕方に活発(夜間に刺された事例もあります)で、野外より家屋内で刺されるケースが多いようです。
発熱、筋肉痛関節症、発疹の3つが主な症状ですが蚊に刺されてから症状が現れるのに3~6日間の潜伏期があり、病気の経過中に広範囲の皮下出血、鼻血、歯肉からの出血、血便などの出血症状が現れます。この場合は入院の上、緊急の治療が必要です。
「蚊に刺されない」ことが唯一の予防法です。日中の蚊に刺されないように、暑くても軽装にしない、また、昼寝のときにも防蚊対策を行うなどの注意が必要です。

 




 

 

 

 

 

 

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