ミクロネシア連邦に対する無償資金協力に関する書簡の交換

平成31年4月25日
書簡の交換
集合写真
  2019年4月22日,パリキールにおいて堀江大使とロバート外務大臣との間で,ミクロネシア連邦(FSM)の保安能力向上のための支援として供与額5億円の無償資金協力「経済社会開発計画」に関する書簡の交換が行われました。

  現状,保安体制が不十分な状態にある各州の空港・港・郵便局に保安検査関連機材(荷貨物用X線検査装置,人物用スクリーニングシステム等)の供与を行うことにより,FSMの保安能力向上に寄与する事が期待されます。
 
  署名式において堀江大使は,約3年をFSMで過ごし,保安体制が十分でないと感じていたため,今日,書簡の交換が出来たことを嬉しく思うと述べました。
 
  ロバート外務大臣は日本の長年の援助に感謝の意を示し,保安能力の向上はFSMにとって緊急の課題であり,今回の日本からの援助によってミクロネシアの人々の安全が向上することは喜ばしいと述べました。
 
  署名式にはミダ郵政局長,プレトリック外務副大臣, ODAオフィス,外務省及び大使館職員が出席しました。