現地メディア向けプレスツアーを行いました
平成28年3月29日


3月1日から6日,現地メディア向けプレスツアーを実施し,カセレリエプレス紙のBill Jaynes編集長が参加しました。このプレスツアーは,日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やすとともに,ミクロネシア連邦の政府関係者,知識層およびミクロネシア連邦国民への情報発信を強化するためのものです。
Bill Jaynes編集長は,ヤップ州を訪れ,「ヤップ州道路整備プロジェクト」「廃棄物処理場整備プロジェクト」「リサイクル事業強化プロジェクト」及び「漁業訓練協力プロジェクト」の視察を行い,ヤップ州で活動するJICAボランティアへの取材を行いました。
安全かつ円滑な交通機能を確保すべく必要な道路改良を行うことにより,ヤップ州民の生活改善を図ることを目的とした「ヤップ州道路整備プロジェクト」の視察では,実際に整備が行われた道路と2箇所のモニュメントを訪れました。モニュメントは道路の施工に当たった五洋建設が最近改修したものです。また,Tony Ganngiyanヤップ州知事から同道路の整備によって,多くの州民の生活が便利になり,経済発展にも繋がり日本に感謝している旨のコメントがありました。主要幹線道路である同道路は「フレンドシップロード」と呼ばれ,ヤップ州と日本の絆をあらわす象徴となっています。
Bill Jaynes編集長は,ヤップ州を訪れ,「ヤップ州道路整備プロジェクト」「廃棄物処理場整備プロジェクト」「リサイクル事業強化プロジェクト」及び「漁業訓練協力プロジェクト」の視察を行い,ヤップ州で活動するJICAボランティアへの取材を行いました。
安全かつ円滑な交通機能を確保すべく必要な道路改良を行うことにより,ヤップ州民の生活改善を図ることを目的とした「ヤップ州道路整備プロジェクト」の視察では,実際に整備が行われた道路と2箇所のモニュメントを訪れました。モニュメントは道路の施工に当たった五洋建設が最近改修したものです。また,Tony Ganngiyanヤップ州知事から同道路の整備によって,多くの州民の生活が便利になり,経済発展にも繋がり日本に感謝している旨のコメントがありました。主要幹線道路である同道路は「フレンドシップロード」と呼ばれ,ヤップ州と日本の絆をあらわす象徴となっています。


「廃棄物処理場整備」及び「リサイクル事業強化プロジェクト」の視察では,準好気性の「福岡方式」システムが導入された廃棄物処分場と,日本から供与されたペットボトル容器粉砕機や粗大廃棄物回収トラック等を見学しました。同プロジェクトにより,ヤップ州における廃棄物管理・リサイクル事業が改善され,衛生的で健康的な環境を実現することが期待されます。プロジェクトの州政府担当者からは,「プロジェクトの取り組みにより,州民がエコバックを持ち歩くようになり,町中からゴミも減った」と嬉しい声が聞かれました。


漁業訓練機関の指導レベルの底上げを図り,同国民の雇用を促進することを目的とした「漁業訓練協力プロジェクト」の視察では,ミクロネシア短期大学付属漁業海事専門学校(COM-FMI)を訪れ,日本によって供与されたシミュレーターや船のモデルや生徒達が学んでいる様子を取材しました。


また,ヤップ州のJICAボランティアが活動する小学校や漁業公社及び州立病院を視察した際,JICAボランティアからはヤップ州での活動や生活について生の声が編集長に伝えられました。
プレスツアー後,カセレリエプレス紙では我が国開発協力の取り組みが報道され,3月版の紙面では「日本大使館主催 ヤップ州における経済協力プロジェクト プレスツアー」と銘打たれ,1面に亘って我が国開発協力事業が大々的に取り上げられました。多くの庶民が目にする新聞各紙で開発協力事業が取り上げられることで,ミクロネシア連邦国民の我が国開発協力事業への理解がより一層深まったと考えられます。