JICAボランティアの離任表敬

平成28年7月5日
堀江大使と懇談するボランティア
(上段左から)織田書記官,藤田ボランティア,安川ボランティア,堀江大使,柴田JICA支所長,三輪委嘱員  (下段左から)野尻ボランティア,野尻夫人,壽ボランティア,壽夫人
   6月28日(火)に青年海外協力隊の安川奈々恵 (やすかわ ななえ)隊員,藤田竜 (ふじた りゅう)隊員,シニアボランティアの野尻守男(のじり もりお)氏,壽久文 (ことぶき ひさふみ)氏の4名が所定の任期を終え,離任の挨拶のため堀江大使を表敬訪問しました。
 
   安川隊員は配属先のヤップ州ダリペビナウ小学校で算数の授業を担当し,校内研究会等を実施して校内全体の教育の質の向上に努めました。藤田隊員はコスラエ州ウトエ小学校で算数の授業を担当し,導入された日本の算数教科書に適応する教員用指導書の原案を作成しました。野尻シニアボランティアはコスラエ州公共事業局で,廃棄物実態調査と改善提案に加え,廃棄物処分場の管理運営の改善を目的としてJICA研修員派遣支援や勉強会を実施しました。壽シニアボランティアは,ヤップ州漁業公社で持続的な漁業生産を前提にした新たな水産開発の試みとして,タコやイカの分布調査と商品加工開発に取り組んだほか,新規事業の取組みを提案し経営管理面の指導を行いました。
 
   4名のボランティアは6月30日(木)にポンペイを出発し帰国の途につきました。