草の根・人間の安全保障無償資金協力「コスラエ州汚水運搬車整備計画」引渡式

平成29年1月26日
握手を交わす杉山参事官とキネレ局長代理
汚水運搬車両の前に集う式典参列者
     2017年1月23日,草の根・人間の安全保障無償資金協力の「コスラエ州汚水運搬車整備計画(総額96,940米ドル)」の引渡式がコスラエ州運輸社会基盤局の整備場において執り行われました。本計画はコスラエ州全体における衛生環境の向上を目的として,基盤局が実施する汚水処理作業を支援するものです。
 
     式典では,汚水運搬車が日本政府よりコスラエ州運輸社会基盤局へ引き渡されました。式典の後,汚水運搬車の使用・維持管理に関する研修が日本側メーカー技師の指導の下でコスラエ州内で開催されました。
 
     式典のスピーチで,杉山浩二参事官は,供与された汚水運搬収車両が適切な維持管理体制の下,長期間大切に使用されることを期待すると述べました。基盤局を代表するサンスリー・キネレ局長代理は,日本の援助に感謝の意を表し,これらの車両はコスラエ州の環境を保護する助けになるだろうと述べました。
 
     式典には,オサム・ネドリック運輸社会基盤局職員,その他運輸社会基盤局職員,日本大使館職員が出席しました。