「コスラエ州立病院医療廃棄物焼却炉整備計画」贈与契約署名式
平成26年9月10日
2013年7月30日、日本政府支援による「コスラエ州立病院医療廃棄物焼却炉整備計画」の贈与契約署名式がコスラエ州立病院にて開催されました。本件は80,700米ドルの供与を通じて、医療廃棄物焼却炉の整備、及び設置小屋の改修を行うプロジェクトです。
既存の医療廃棄物焼却炉は損傷のため使用不可能であることから、コスラエ州立病院は野焼きによる医療廃棄物の処理を始めました。しかしながら、同処理法は有害な煙を放出し、同院スタッフ、患者、近隣住民の人体に悪影響を与える危険性があり、更には、完全な焼却や高熱での滅菌が不可能なことから、肝炎、エイズ等、血液から感染する病気を引き起こす原因にもなっています。
以上の状況を鑑み、日本政府は問題解決に向け、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ、今般、資金援助を行いました。本件実施は、病院の衛生改善だけでなく、地域の環境改善にも繋がることが期待されます。
式典には、日本大使館の佐藤庸昭二等書記官、コスラエ州政府を代表してリビンソン・タウラング保健局長が出席しました。コスラエ州政府はこれまで様々な日本政府の支援プロジェクトを実施しており、日本政府とミクロネシア連邦政府の関係を深める役割を果たしています。
既存の医療廃棄物焼却炉は損傷のため使用不可能であることから、コスラエ州立病院は野焼きによる医療廃棄物の処理を始めました。しかしながら、同処理法は有害な煙を放出し、同院スタッフ、患者、近隣住民の人体に悪影響を与える危険性があり、更には、完全な焼却や高熱での滅菌が不可能なことから、肝炎、エイズ等、血液から感染する病気を引き起こす原因にもなっています。
以上の状況を鑑み、日本政府は問題解決に向け、草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じ、今般、資金援助を行いました。本件実施は、病院の衛生改善だけでなく、地域の環境改善にも繋がることが期待されます。
式典には、日本大使館の佐藤庸昭二等書記官、コスラエ州政府を代表してリビンソン・タウラング保健局長が出席しました。コスラエ州政府はこれまで様々な日本政府の支援プロジェクトを実施しており、日本政府とミクロネシア連邦政府の関係を深める役割を果たしています。