兵庫県にあるミクロネシアのカヌー
令和7年8月8日
7月31日、ミクロネシア連邦(FSM)のシミナ大統領以下の訪日団は、籠宮大使とともに、兵庫県にある園田学園大学を訪れ、この大学で保存されている「ペサウ号」というミクロネシアのカヌーを見ました。このカヌーは、ヤップ州で作られたもので、1986年夏に、ヤップ州のマープ島から日本の小笠原諸島まで、星と風を頼りにした伝統的航海法で3000キロを帆走してきたものです。伝統的指導者であるベルナルド・ガアヤン隊長、タマク・ヨロン船長の指揮の下、マープ島の9名の若者がこの航海を成し遂げたのです。園田学園大学と同大学も参加している関西オセアニア協会とは、文化交流の立場でこの壮挙を支援し、友好支援の証として、このカヌーの寄贈を受け、大学内に保存しているのです。
シミナ大統領一行は、この後、香川県を訪問し、ミクロネシア連邦に帰国されました。
シミナ大統領一行は、この後、香川県を訪問し、ミクロネシア連邦に帰国されました。





