大阪・関西万博(FSMナショナルデー式典後)

令和7年8月7日
7月31日、大阪・関西万博におけるミクロネシア連邦(FSM)ナショナルデー式典後、シミナ大統領は、伊東良孝国際博覧会担当大臣に、返礼の意を込めて、ミクロネシアのカヌーの模型を寄贈しました。その後、大統領以下FSM代表団一行は、FSMパビリオン及び日本館を視察しました。
 
FSMパビリオンでは、ミクロネシアの文化的伝統を象徴する衣服や器材などが展示されています。日本館は、「いのちと、いのちの、あいだに」をテーマに、万博会場内の生ゴミを利用したバイオガス発電や、世界に貢献しうる日本の先端的な技術等を活用し、一つの循環を創出し、持続可能な社会に向けた来場者の行動変容を促すことを企図しています。例えば、同じ量の水で、藻類は牛の50倍の量のタンパク質を生産することが可能であることなど、持続的な発展に必要な技術開発に関する展示が代表団に紹介されました。
 
夕刻には、ミクロネシア代表団主催の答礼レセプションが日本人参加者を招いて開催され、籠宮大使は、スピーチの中で、FSMによる大規模な代表団の派遣を心より歓迎し、これを機に、日本とミクロネシアの友好関係がますます深化していくことを期待する旨述べました。
 
 
シミナ大統領から伊東国際博覧会担当大臣へカヌー模型の贈呈
FSMパビリオン
FSMパビリオン
日本パビリオン(藻は牛の50倍のタンパク質を生産する説明)
万博会場の大屋根リング
籠宮大使の挨拶