なまこの加工の実演

令和6年12月2日
2024年11月26日、籠宮大使は、ミクロネシア短期大学ランド・グラント・プログラムがポンペイ州政府と協同して開催したなまこ加工実演イベントの開会式に参加しました。
実演の講師は、日本西部の隠岐の島、海士町から来られたなまこ加工の専門家である宮崎雅也氏です。
ポンペイ州政府資源・開発局のマーク・コスタカ局長やランド・グラント・プログラムのスタンレー・ロレニージ理事とマノジ・ナイル博士を含むミクロネシア連邦(FSM)の出張団が、日本の科学技術振興機構(JST)によるサクラ・サイエンス・プログラムや当地のランド・グラント・プログラムの支援を得て海士町を視察した際、出張団は宮崎氏に会い、それをきっかけに宮崎市を今回の講師として招いた次第です。
うまく加工されたまなこは輸出市場で生のものの数十倍の価格がつくこともあるので、大使は、ミクロネシア連邦(FSM)におけるなまこ加工の将来の成功を心より願っています。
大使はまた、米国の資金援助を受けたランド・グラント・プログラムによるなまこ養殖のための長年の努力を評価しており、今回のなまこ加工の講習がそうした努力の助けになっていくことを願っています。
この式典には、ポンペイ州のスティーヴンソン・ジョセフ知事や、ヴィンセント・マット・トレーシー米国臨時代理大使も参加されました。
 
籠宮大使
水産加工実演の対象となったナマコ
トレイシー米国臨時代理大使
宮崎氏の説明を聞く実習生
ジョセフ知事
コスタカ局長の説明を聞く籠宮大使とトレーシー米国臨時代理大使
加工後のなまこを手に持つ宮崎氏
集合写真