日・ミクロネシア連邦(FSM)首脳会談

令和6年7月19日
7月18日、岸田文雄内閣総理大臣は、第10回太平洋・島サミット(PALM10)出席のため訪日中のウェズリー・W・シミナ・ミクロネシア連邦(FSM)大統領(H.E. Mr. Wesley W. Simina)と初の首脳会談を行いました。
 
冒頭、岸田総理大臣から、PALM10では、シミナ大統領の協力を得て、日本と太平洋島嶼国との「キズナ」を更に強固なものとし、「2050年戦略」に沿った協力を議論し、我々が共に歩む方向性を内外に発信する機会とすることができた、シミナ大統領のご協力に感謝する旨述べました。
 
また、岸田総理大臣から、FSM国内の連結性強化のため、ポンペイ港の岸壁新設への協力を決定したことを伝達しました。さらに、同国の持続可能な水産振興への協力のため、漁業調査・監視船及び水産関連機材の供与を決定した旨述べました。加えて、ミクロネシア地域の安定に向けたFSMの役割を踏まえた戦略的な協力を重視しているとして海底ケーブル事業の協力を進めている旨述べました。シミナ大統領からは、PALM10の成功への祝意を述べた上で、日本の協力に関し、日本政府及び日本国民への感謝とともに、その一層の強化への期待が述べられました。
 
岸田総理大臣から、ALPS処理水の海洋放出について、シミナ大統領の理解に謝意を表明したところ、シミナ大統領からは、改めて我が国の対応に対する信頼が示されました。
 
このほか、両首脳は、自由で開かれたインド太平洋に向け、地域情勢について率直な意見交換を行いました。
 
写真の出典: 首相官邸HP
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202407/18palm.html
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