国際協力機構理事長による大統領及び外務大臣訪問
令和6年7月1日
2024年6月24日、国際協力機構(JICA)理事長の田中明彦博士と籠宮大使は、シミナ大統領及びロバート外務大臣に表敬訪問をしました。日本の政府開発援助の主要な執行機関であるJICA理事長によるミクロネシア連邦(FSM)訪問は今回が初です。JICAのFSMにおける活動は35年前の1979年に始まり、これまでに、ポンペイ空港の拡充、ウエノ港やヤップ港の拡張をはじめ、漁業、農業、発電所、道路などの様々なプロジェクトについて、総額346億円の無償援助を行ってきました。また、JICAは、エネルギー、ごみ処理、医療、教育などの分野における様々な技術協力も行ってきました。これまでに教育、健康医療、エネルギー、環境など様々な分野の450人以上のJICAの協力隊員がFSMに派遣されてきました。JICAと大使館は今後もFSMとの協力と友好に向けた努力を継続・強化していきます。

