日本・ミクロネシア連邦国交樹立35周年記念高知県訪問団の訪問

令和6年1月19日
シミナ大統領表敬
シミナ大統領との会談
1月14日から16日にかけて、濵田省司高知県知事を団長とする日本・ミクロネシア連邦国交樹立35周年記念高知県訪問団(19名)がミクロネシア連邦のチューク州とポンペイ州を訪問しました。

1月15日、チューク州訪問を終えた訪問団は、ポンペイ州に到着し、シミナ・ミクロネシア連邦大統領を表敬訪問しました。濵田知事は、今回の訪問を通じて、高知県とミクロネシアとの歴史的なキズナの強さを改めて再認識した、今後は防災、医療、漁業、スポーツ等の分野で、引き続きミクロネシア連邦との関係を深めていきたい旨述べました。シミナ大統領は訪問団の来訪を暖かく歓迎するとともに、次回日本を訪問する際には高知県にも是非訪れたい旨述べました。ミクロネシア連邦、特にチューク州には、十九世紀末に高知市出身者であり日本人として初めてミクロネシアに定住した森小弁氏の子孫が数多く在住し、「モリファミリー」と呼ばれていますが、モリファミリーの存在は高知県とミクロネシアとのキズナを象徴しています。

 その後訪問団は、ジョセフ・ポンペイ州知事を表敬訪問して、高知県とポンペイ州との交流について意見交換しました。濵田知事は、今後は(モリファミリーの出身地である)チューク州だけではなく、ポンペイ州とも交流関係の増進に努めたい旨述べました。

 同日には、ロバート外務大臣主催の夕食会が開催され、訪問団は、バナナやタロイモを使った郷土料理やミクロネシアの伝統的飲料であるサカウを楽しみました。また、翌日にはモリ元大統領主催の朝食会が開催され、訪問団はミクロネシア連邦との交流をより一層深めました。
ジョセフ知事表敬
日本大使館表敬
濵田知事と籠宮大使
ポンペイ空港でのモリファミリーからの歓迎