日本NGO連携無償資金協力「チューク州における戦没船油漏れ対策事業(第2期3年目)」贈与契約書 署名式

令和4年10月6日
道上尚史大使,井上 潔JAMS 現地プロジェクト代表 写真左から,道上尚史大使,井上 潔JAMS 現地プロジェクト代表
 2022年9月6日、令和4年度日本NGO連携無償資金協力「チューク州における戦没船油漏れ対策事業」の署名式がオンライン会議形式で行われました。道上駐ミクロネシア日本大使は、井上潔JMAS(特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会)現地代表との間で、贈与契約書(741,206米ドル)に署名しました。
 
 本事業は、太平洋戦争時に沈没し、腐食・劣化した日本艦船からの油漏れ等が懸念され、チューク州トラック環礁内の環境に悪影響を及ぼす可能性があることから、艦船の沈没状況を詳細に把握した上で、応急処置等を実施するものです。合計3年間(2期)に渡り実施される予定となっており、本年度で3年目を迎えます。
 
 道上大使は、署名後に、これまでの事業の成果について感謝の意を示すとともに、ミクロネシア連邦からの期待も大きい事業であり、安全面に気をつけて事業の成果を出して欲しいと激励しました。

 これに対し,井上JMAS現地プロジェクト代表は,関係者と協力し全力で取り組みたいと述べました。