イエスケ・イエシ氏への旭日大綬章伝達式

　2月25日、大使公邸において、令和3年秋の外国人叙勲にて旭日大綬章を受章されたイエスケ・K・イエシ（元外務大臣、元大統領首席補佐官）への伝達式を行いました。
 
　イエシ氏は、大統領首席補佐官として、日本とミクロネシア連邦（FSM）の外交関係の樹立に貢献した他、外務大臣として、太平洋・島サミット（PALM3）にFSMを代表して出席し、積極的に議論に参加し、太平洋の安全及び繁栄を推進することに貢献しました。
 
　式典において道上大使は、イエシ氏が両国の関係強化及び友好親善に寄与した功績を称え、祝辞を述べた後、イエシ氏に勲記と勲章を授与しました。イエシ氏は答礼の中で、正岡子規につらなる日本の血筋への誇りに言及しつつ、叙勲の喜びと感謝を述べました。式典に参加したジョン・ハグレルガム第二代大統領は、イエシ氏が大統領首席補佐官として勤めていた建国間もない当時を振り返り、乾杯の挨拶を行いました。
 
　その他、リード・オリバー・ポンペイ州知事、ローリン・ロバート大統領府特別顧問、リッキー・カンテロ外務副大臣、カシオ・ミダ・前駐日大使、イエシ氏のご家族、及び日本大使館関係者が式典に出席し、日本酒や日本産ワインなどを味わいつつ懇談しました。