ミクロネシアで生まれ育った91歳の方のお話

令和4年2月2日
 現在のミクロネシア連邦ポンペイ州のコロニアで生まれ育った植本盛(うえもと・せい)さん。終戦時15歳。道上大使がお話をうかがいました。
 
 戦時中、ポナペ小学校が米軍の爆撃を受け死傷者が多数発生し、ご自身もがれきから這い出て坂の下の教会(建物現存)で手当を受けられたことや、当時の生活、町並みについて(現在、日本大使館がある「海岸通り」に南洋貿易社関係の建物があり、海に面したところに官庁街があったことや、当時の飛行場等の軍施設のこと)、農業や現地の人との交流、さらには、終戦前後の様子や、一旦日本に引きあげた後ミクロネシアに戻られ、コショウ農園を経営されたご経験について、興味深いお話をお聞きしました。
 
 当地の人、教育、開発にも関わる、戦前、戦後についての貴重なお話に感謝いたします。
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