ミクロネシア連邦議会による修正緊急事態宣言延長決議の採択

令和2年10月5日
5日,ミクロネシア連邦議会は現在発令中の連邦政府による修正緊急事態宣言を11月30日まで延長する決議を採択した旨発表しました。
同議会決議の主な変更点は次の通りです(仮訳)。
 
変更前
(8)FSMにおける利用可能な検疫及び隔離施設が限られていることから、FSM国民の国際旅行に関する第4項及び商業船舶に関する第9項を除き、FSMの国外から出発する航空機又は船舶のすべての乗客の上陸を禁止する。
 i. ただし、連邦タスクフォースは各州と協議の上、検疫及び隔離施設の基準と機能を確立し更に発展させることを目的とし作業を行う。各州の施設が許容基準(acceptable standard)に達した場合、各州は連邦タスクフォースと協力して、FSMの国民、学生、居住者の帰還に関する計画を策定する。FSM国民の帰還が優先され、国民が帰還した後にのみ、外国人がFSMに入国することを許可するための更なる計画が実行される。連邦タスクフォースは、到着の日程、事前スクリーニング、到着時のスクリーニング、検疫及び隔離手順に関する通知に関し国際航空会社と協力する。
 
変更後
(8)FSMにおける利用可能な検疫及び隔離施設が限られていることから、FSM国民の国際旅行に関する第4項及び商業船舶に関する第9項を除き、FSMの国外から出発する航空機又は船舶のすべての乗客の上陸を禁止する。
 i. ただし、連邦タスクフォースは各州と協議の上、検疫及び隔離施設の基準と機能を確立し更に発展させることを目的とし作業を行う。各州の施設が許容基準(acceptable standard)に達した場合、各州は連邦タスクフォースと協力して、FSMの国民、学生、居住者の帰還に関する計画を策定する。FSM国民の帰還が優先され、国民が帰還した後にのみ、外国人がFSMに入国することを許可するための更なる計画が実行される。ただし、海外で医療紹介を受けている、または治療を受けているすべてのFSM国民及びその付添い人が帰国した後、連邦タスクフォースと州タスクフォースの協議と承認に基づき、大使館の大使及び外交的地位を有する非政府組織(NGO)の使節団長の入国を例外として許可する場合がある。FSMへの入国を求める外交官は、FSMに向けて出発する前に、2回の新型コロナウイルス陰性検査を含む14日間のホテルでの事前検疫を含め、すべての検疫要件を満たしている必要がある。これらの要件に変更や例外は認められない。連邦タスクフォースは、到着の日程、事前スクリーニング、到着時のスクリーニング、検疫及び隔離手順に関する通知に関し国際航空会社と協力する。
 
連邦修正緊急事態宣言[PDF])(英語)