草の根文化無償資金協力「ナン・マドール・ビジターセンター建設計画」 起工式

     2019年5月24日,平成30年度草の根文化無償資金協力による「ナン・マドール・ビジターセンター建設計画」 起工式が建設予定地で開催されました。この協力において,181,394米ドルがポンペイ州資源開発局に供与されます。

     ナン・マドール遺跡は2016年7月にユネスコの世界遺産に登録されましたが,同時に,遺跡の保存状態が良くないこと,また,保護及び管理システムが不足しているとの理由から危機遺産にも登録されました。このため,本計画は世界遺産であるナン・マドール遺跡の保護を目的としています。このたび建設される予定のビジターセンターは,訪問者の人数や動線を管理する機能を果たし,また,学校の生徒,訪問者及び地元の人々への遺跡に関する教育の拠点となります。

     式典上の挨拶において, 堀江大使は,ナン・マドール遺跡がポンペイ州及びミクロネシア連邦にとって過去の遺跡ではなく,生きた遺跡であることの重要性を述べました。また,このビジターセンターはポンペイ州及びミクロネシア連邦の観光を促進するだろうと述べました。マルセロ・ピーターソン・ポンペイ州知事は,日本政府からの支援に対して感謝の意を表しました。続いて,イソナンケン(マドレニウム地区(ナン・マドール遺跡所在地)の伝統的リーダー)は堀江大使に対して,全てのポンペイ州の人々への支援に心から感謝すると述べました。

     式典には,マドレニウム地区の伝統的リーダー,ピーターソン・ポンペイ州知事,ポンペイ州政府職員,その他関係者及び大使館職員が出席しました。
 

スピーチを行う堀江大使

スピーチを行うピーターソン・ポンペイ州知事

スピーチを行うイソナンケン・マドレニウム地区伝統的リーダー

起工式の様子(左から:イソナーライム(マドレニウム地区伝統的リーダー),堀江大使,イシパウ(マドレニウム地区伝統的リーダー),ピーターソン州知事)