天皇誕生日祝賀レセプションの開催

平成30年12月10日
スピーチを行う堀江大使
スピーチを行うロバート外務大臣
  天皇誕生日祝賀レセプションが11月29日(木)に大使公邸にて行われ、ローリン・ロバート外務大臣をはじめとする連邦や州政府関係者、連邦議会議員、伝統的リーダー、各国大使、国際機関関係者、在留邦人など120名を超える方々が出席しました。

  祝賀レセプションのスピーチで、堀江大使は、来年4月30日に天皇陛下が御退位され、翌日に皇太子殿下がご即位されることを紹介し、今回の天皇誕生日祝賀レセプションが今上天皇のご誕生日をお祝いする最後のレセプションであり、特別なものであることを述べました。

  さらに本年がミクロネシア連邦と日本の外交関係樹立30周年であることを祝し、ここ数年においてさらに両国は投資、経済協力、文化、交換留学や観光といった様々な分野において協力関係をより深め拡大させることができたと述べました。

  またクリスチャン大統領が本年5月PALM8のために日本を訪れ、安倍総理との間で首脳会談を行い、また11月初めにもMRAセミナーのために訪日した際に安倍総理と会談を行ったことについて紹介すると同時に、クリスチャン大統領が大阪学院大学から名誉博士号を授与されたことについて祝辞を述べました。

  また堀江大使は、本年日本が豪雨や台風、地震の被害に見舞われた際に、ミクロネシア連邦政府とその人々から受けた暖かい支援に対し感謝の意を述べました。

  続いてミクロネシア政府代表として挨拶を行ったロバート外務大臣は、本レセプションへの招待に感謝すると共に85歳になられる天皇陛下のご健康を祝し、日本政府による長年のミクロネシア連邦への多岐にわたる援助について感謝の意を示しました。

  また、同外務大臣は本年ミクロネシア連邦と日本が外交関係樹立30周年を迎えたことについて祝辞を延べつつ、様々な国際的な課題解決に向け両国は引き続き協力し合っていきたいと言及しました。

  会場では、公邸料理人による食事とデザートや、日本産のワイン、日本酒などの飲み物が振る舞われ、参加者は心行くまで楽しみました。

レセプション参加者
会場で振る舞われた日本食
会場で振る舞われた日本酒と日本産ワイン