草の根・人間の安全保障無償資金協力 完工式

-チューク州女性自立・健康増進活動支援多目的施設建設計画-

 

 

 2011年11月25日、400人以上が集う中、チューク州ウエノ島のネプクス村でシノブ・ポール・メモリアル・センターの完工式が開催されました。

 

同センターが位置する土地は、チューク女性協議会(CWC)の前代表であり、市民リーダーであるシノブ・ポール氏により2年前に寄贈されました。同センター建設にあたっては、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力のスキームにより97,000米ドルが供与されました。このセンターはチューク州全土に広がる64の女性組織の中核となることが期待されています。

 

同センターには事務所、手工芸品製作室、展示室、職員部屋、メディア室、医療相談室、キッチン、会議室と化粧室が備わっており、様々な活動に対応できるようになっています。

 

完工式には、CWC代表のキキ・スティネット氏、アリク・アリク副大統領、ジョンソン・エリモチューク州知事、マーク・マイロ チューク州議会上院議長、鈴木大使等が出席し、来賓から、CWCのこれまでの活動に対し、敬意が表され、今後実施が計画されている保健、教育、社会福祉などの様々な活動に対する期待が込められた様々な祝辞が述べられました。また、集った女性達が高らかに歌を歌う等、完工式は大盛況のうちに執り行われました。

 

センターの正面玄関ではエリモ知事、キキ・スティネット代表及び鈴木大使によるリボンカットが行われ、その後施設内の見学会が行われました。

 

 

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