「ポンペイ州アワーレディーオブマーシー高校体育館建設計画」贈与契約署名式
2014年1月29日、日本政府の草の根・人間の安全保障無償資金協力のプロジェクトのひとつである「アワーレディーオブマーシー高校体育館建設計画」の贈与契約署名式が執り行われ、体育館建設費用のための166,580米ドルが同校に贈与されました。
アワーレディーオブマーシー高校は、1976年に設立された前身校である女子職業訓練学校が2009年に共学高校として開学された進学高校で、2013年5月、最初の卒業生を輩出し、同年、ミクロネシア連邦内で最も進学率の高い高校に選出されるなど、質の高い教育を生徒に提供していることで名高い高校です。
本件体育館が整備されることで、生徒が適切な体育の授業を実施することが可能となる他、各種学校行事、全校集会等が体育館で開催できるようになり、本件がミクロネシア連邦の教育分野の改善、生徒に提供される教育の質の向上に貢献し、休日には体育館を一般開放することでコミュニティ間の人と人との繋がりをより深いものになることが期待されます。
日本政府はこれまでミクロネシア連邦に対し、政府を通じた支援から、草の根レベルで活動する団体を通じた支援まで、様々な支援を実施しています。鈴木大使は式典で、ミクロネシア連邦を支援する機会を得られることを日本政府は大変喜ばしく思っています、と述べるとともに、より一層勉学に励むよう生徒を激励しました。
式典には、同校PTA会長のベンジャミン・ロドリゲス・ポンペイ州司法長官、理事会会員、教職員、生徒、及び日本大使館の職員が出席しました。

贈与契約に署名するイザベル・セマン校長(左)と鈴木大使(右)


スピーチを行うベンジャミン・ロドリゲス・ポンペイ州司法長官(PTA会長)

スピーチを行う鈴木大使

式典に出席した生徒

ピアノとギターの演奏を披露した生徒 |