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天皇誕生日レセプションの開催



天皇誕生日レセプションが12月7日(金)に大使公邸にて行われ、ロバート外務大臣ご夫妻、イティマイ運輸・通信・インフラ大臣ご夫妻、ミダ郵政公社総裁等政府関係者、中国、米国大使を始めとする外交団、NPO等民間団体関係者及び在留邦人など約90名の方々が参加されました。

レセプションでは、両国国歌に続き、鈴木大使とロバート外務大臣によるスピーチがありました。スピーチの中で鈴木大使は、日本は現在も東日本大震災後の復興過程にあるが、今後の地震や津波に向けた対策の新たな見直しや原子力発電の事故を受け、現在日本では電力供給のあり方についてさまざまな議論が行われている旨述べました。さらに、レインボーネシア計画の下で今年6月に約120名の日本人観光客がポンペイ成田間直行便でミクロネシア連邦を訪れ、両国の友好・親善を深める素晴らしい結果に終わったとし、政府関係者や観光客を歓迎した地元住民へ感謝の意を述べました。そして、今年10月に首都パリキールにて開催されたFSM開発フォーラムや、2月に実施された日本ミクロネシア経協政策協議、5月に開かれた沖縄でのPALM6(太平洋島嶼国首脳サミット)などの一連の会議において、ミクロネシア連邦の今後の開発努力を引き続き支援するとのメッセージを明確に示されたことを述べると共に、最後に明年の日・ミクロネシア外交関係開設25周年に向け一層の友好協力の増進を誓いました。

続くロバート外務大臣は、冒頭で12月に発生した山梨県の笹子トンネル事故について言及し、犠牲者に対して追悼の意を表すると共に改めて震災後の順調な復興を祈願されました。また、長年にわたる日本政府による開発支援や、JICAスタッフとボランティア、海外漁業協力財団(OFCF)などの団体によるさまざまな分野での協力に対し謹んで感謝すると述べられ、「キズナ」という言葉は今や二国間での共通の単語となっており、ミクロネシア連邦にも強く根付いているとして、今後も日本との友好関係を培っていきたいと述べられました。

会場では、お寿司、刺身、焼き鳥などが振る舞われ、来賓客はお互いの交流だけでなく日本の食文化も満喫されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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