コスラエ州における草の根無償資金協力の贈与契約署名式

     2016年3月21日、草の根文化無償資金協力「コスラエ州野球場改修計画(総額90,473米ドル)」及び草の根・人間の安全保障無償資金協力「コスラエ州汚水運搬車整備計画(総額96,940米ドル)」の贈与契約署名式がコスラエ州庁舎で執り行われました。

     当地における降水量の多さと日中の気温の高さから、コスラエの人々はこれまでスポーツ・文化活動を行う場所を見つけるのに苦労しており、未成年の飲酒やドラッグ使用などの社会問題を引き起こす原因のひとつとなっていました。コスラエ州野球場改修計画は、スポーツ・文化活動を促進することで、青少年の教育振興及び地域住民の交流を図るものです。
 
     既存の汚水運搬車は20年以上に亘って当地で使用されてきたことから、不調や故障を抱えていた中で、コスラエ州汚水運搬車整備計画は、住宅や公共施設を巡回し汚物を汲み出すための新しい汚水運搬車をコスラエに供与するものです。当計画によって、コスラエ州の人口約6,600名の衛生環境の向上が期待されています。
 
     式典において、坂井大使は、この2つの事業がコスラエ州の人々の生活の改善と向上に大きな貢献となることを強く希望すると述べました。更に、昨年12月に州内の9つ全ての学校でKIZUNA講演を行った際、最後に訪れたワラン小学校で歌ってもらったコスラエ語の校歌が日本語の「頑張れ」で結ばれていて大変感動した思い出を紹介し、2つの事業が大きな成果に結びつくよう、二国間の人々のKIZUNAをベースに、「頑張れ」の精神で共に努力していきたいと述べました。
 
     式典には、ジャクソン州知事、シグラ副州知事、パリク州議会議長、タウルング州議会副議長、ワグック教育局長、ラキミス交通運輸基盤局長、及びコスラエ州政府職員が参列しました。

 
 

小切手の手交(野球場)(左から)坂井大使、ジャクソン州知事、パリク州議会議長、ワグック教育局長

小切手の手交(汚水運搬車)(左から)坂井大使、シグラ副州知事、タウルング州議会副議長、ラキミス交通運輸基盤局長