日本NGO連携無償資金協力「ミクロネシア・トラック環礁における戦没船油漏れ対策事業(第1期)」贈与契約書 署名式

     2017年5月23日,堀江良一駐ミクロネシア日本国大使は,井上潔JMAS(特定非営利活動法人 日本地雷処理を支援する会)現地プロジェクト代表との間で,平成29年度日本NGO連携無償資金協力「ミクロネシア・トラック環礁における戦没船油漏れ対策事業」の贈与契約書(94,368,890円:857,899米ドル)に署名を行いました。日本NGO連携無償資金協力は2002年から開始されましたが,ミクロネシア連邦での本件無償資金協力事業の実施は初めてとなります。

     本事業では,太平洋戦争時に沈没し,腐食・劣化した日本艦船からの油漏れ等が懸念され,チューク州トラック環礁内の環境に悪影響を及ぼす可能性があることから,艦船の沈没状況を詳細に把握した上で,油漏れ等に応急処置等を実施するもので,合計3年間(3期)に渡り実施される予定となっております。
 
     堀江大使は,署名後に,本事業はエマニュエル・モリ前大統領からの要請もあり,チューク州の海の環境を維持・保全するために実施する事業であり,スキューバー・ダイビングなどの観光業が盛んなチューク州において大変重要な事業である。まずは沈船の状況を詳細に把握し,安全面に気をつけて事業の成果を出して欲しいと激励しました。

     これに対し,井上JMAS現地プロジェクト代表は,チューク州の環境の維持・保全に役立てるので大変名誉に思っている,全力で取り組みたい,と述べました。
 

(写真左から,堀江 良一大使,井上 潔JAMS 現地プロジェクト代表