鈴木大使のヤップ州出張

鈴木大使は、3月18日から21日までヤップ州を公式訪問し、同州知事、同州議会議長等への表敬をはじめ一連の行事に出席しました。関係写真を掲載します。
 
1.アネファル州知事への表敬
  アネファル州知事は、元外務大臣を歴任し、現在、州知事2期目を勤めています。表敬の際、同州知事は、「東日本大震災という未曾有の被災を受けたにもかかわらず、日本政府が引き続き、ミクロネシアそしてヤップ州に支援を続けておられることに感謝するとともに敬意を表する」と述べていました。
 
2.ファラン州議会議長への表敬
   ファラン州議会議長への表敬に際しては、他の3名の州議会議員も同席しました。同議長より、「ヤップ州と日本とは、深い繋がりがあり、その証の一つとして南洋神社跡地に州議会の建物、この建物の前に、今も戦没慰霊碑、鎮魂碑、灯籠がおかれており、日系ヤップ人も少なからず生存している。これまでの日本の数々の支援に感謝する」旨の表明がありました。
 
3.草の根・人間の安全無償資金協力による2件の署名式
(1)ヤップ州立病院クリニックカー整備計画
19日に「ヤップ州立病院クリニックカー整備計画」の署名式が開催され、クリニックカー購入のために39,580米ドルが保健局公衆衛生部に供与されました。クリニックカーはコロニア地区から離れた村などでの予防接種や予防医療サービス提供のために使用されます。ヤップ本島にはコロニア地区から遠く離れたところに多くの村があり、コロニア地区にある州立病院へのアクセスが難しく、予防接種や予防医療サービスが行き渡っていない状況になっています。この状況を改善するためにクリニックカーが活用されることとなります。
アネファル州知事より、「今回の移動式診察車両の贈与により、特に病院に来られない地域に住む人たちに計り知れない安堵を与えてくれるものであり、日本政府の支援に感謝する」旨の表明がありました。
 
(2)ヤップ女性協会総合施設整備計画
20日には、「ヤップ女性協会総合施設整備計画」の署名式が開催されました。ヤップ女性協会には、女性の自立支援達成を目指す総合施設建設のために112,000米ドルが供与されました。この計画によって、女性の自立支援のため、また、家庭内暴力などの被害を受ける女性や子供を暴力から守るためのシェルターとして、さらに、台風などの災害からのシェルターとして等総合的な機能を持つ施設が建設されます。
ファラン州議会議長より、「自分は、米国の統治時代に育った世代であるが、自分の母親は、日本の委任統治時代、日本人から自給自足と働くことの価値を教えられ、真に困った時に助けを求めるべきだと語っていた。今回の、ヤップ女性協会への支援は、女性が、種々、遭遇している問題に立ち上がろうとするプロジェクトに対するものであり、日本政府の支援に感謝する」旨の表明がありました。 
 

鈴木大使とアネフェル州知事

鈴木大使とヤップ州議会議員

南洋神社跡地現在(ヤップ州議会庁舎となっている)

鈴木大使とタルエマイ保険局副局長

左より鈴木大使、ファラン州議会議長、アネフェルヤップ女性協会会長