草の根・人間の安全保障資金協力ヤップ州新規3案件贈与契約署名式の開催

     2018年3月1日,草の根・人間の安全保障無償資金協力ヤップ州新規3案件の贈与契約署名式がヤップ州立病院で開催されました。それぞれの案件の概要は以下の通りです。

1. ヤップ州ルムー(ファニフ)小学校環境改善計画
目的:保安フェンス及び雨樋を設置し,不審者・野犬等の侵入による学校施設の破損・汚損及び感染症の蔓延を防ぐことによって,児童に安全・安心で衛生的な教育環境を提供する。
被供与団体:ヤップ州教育局
供与金額:80,320米ドル
供与物:保安フェンス建設設置費及び雨樋設置費

2.ヤップ州コロニア健康センター整備計画
目的:ヤップ州コロニア地区において,運動施設(運動教室,講義室,運動機械設置室,子ども待機室,トイレ・シャワー室及びロッカールーム2室)を整備し,定期的な運動教室及び健康・栄養指導教室を開催することによる非感染性疾患(肥満等)の改善及び予防を図る。
被供与団体:ヤップ州保健局
供与金額:90,000米ドル
供与物:建設工事費

3.ヤップ州廃棄物処理機材整備計画
目的:ヤップ州環境保護局に対しフォークリフト1台,ガラス粉砕機1台を供与することでリサイクル事業の円滑化を図る。
被供与団体:ヤップ州環境保護管理局
供与金額:85,482米ドル
供与物:5トンフォークリフト及びガラス粉砕機

     式典上の挨拶において,トニー・ギャニヤン・ヤップ州知事は,長年の日本の援助に感謝の意を示し,今回署名された3件のプロジェクトの背景及び概要を説明しました。また,州知事は,第50回ヤップデーに参加するためにヤップを訪れた堀江大使に対し,ヤップでの時間を楽しんで欲しい,と述べました。
     
    これに対し,堀江良一大使は,今回新しく署名された3件のプロジェクトはいずれも大使館が援助を優先すべきと考えているセクター(教育,健康,環境)である事を述べた上で無事に署名式を行えた事を嬉しく思う,と述べました。また,4州全てを訪れた上で,改めてヤップ州のきれいさに驚いた,と述べ,引き続きヤップ州には環境対策を頑張って欲しい,と激励しました。また,環境対策事業への援助は今回で3回目となるため,過去に日本の援助により建設した処分場や供与したペット容器粉砕機なども引き続き活用しながら,環境対策やリサイクル事業において他州のモデルとなって欲しい,と述べました。
   
      式典には,クリスティーナ・フィルメッド・環境保護局長,マルティーナ・レイチハルド保健局長,テレサ・フィレピン教育局長,フランシス・イティマイ青年・市民局長,セバスチャン・タマケン広報・儀典長,ジョシュア・リブヤン広報・情報室長,各局職員,大使館職員等が出席しました。


 

 

 



 

署名の様子。右;堀江大使,左;ギャニヤン・ヤップ州知事

「ヤップ州廃棄物処理機材整備計画」の小切手引き渡しの様子

「ヤップ州コロニア健康センター整備計画」の小切手引き渡しの様子

「ヤップ州ルムー小学校環境改善計画」の小切手引き渡しの様子